火のない煙　（後記）

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
今回は教育実習の話でした。
ネタ元は当サイトにいらして下さる皆様の感想や提案からヒントを得たものです。
ということで、今後も是非是非書いて欲しいネタをください。面白そうだと思ったら、かなりの確率で採用いたします（笑）。

そして今回の裏テーマ（？）は、伸の方から手を伸ばす、というものでした。
今まで散々抵抗してきた伸ですが、そろそろ腹をくくってもらおうと思いまして。……の結果がアレです。
感想くださった方々には、概ね好評だったのですが、如何せん、その感想の数が例の回だけ少なくて、かなりビビっております。
良くも悪くも、反応はあると思ってたもので。(Ｔ＿Ｔ）
どうだったんでしょう。
今からでもいいので、感想ください（笑）。

そして、そんなふうにだんだんみんなが収まるところに収まっていき、人間関係が整理されていくに従って、どんどん後がなくなってきたことも事実です。
このあとの大きな行事は、もう冬休みや正人の帰省。センター試験、新しい住居の相談。
うわー。どんどん伸の卒業が現実味を帯びてきてしまいました。
どうなることやら。

そして、私自身もこれを書いている期間。色々と環境に変化がありました。
自分自身、普段からかなり運は悪いほうだと思っておりましたが、それの最大規模の運の悪さが立て続けに押し寄せてまいりまして。
ひとつずつ挙げていくと、愚痴大会になってしまいますので、何も言いませんが、本当、世の中色々あるものです。
ただ、そのおかげで新しいことにも巡り会えましたし、環境が変わっても結果的には生活は無事順調に出来ております。
そして、少しずつではありますが、新しいことにもチャレンジしております。
その最大のものが、オリジナルの作品を書き始めたことですかね。
まあ、今の連載もほぼほぼオリジナルといっても過言ではない出来なのですが、それでもやっぱり本当のオリジナルとは違いますし、というか、ここまで自己流であっても、元ネタが存在するっていうだけで、ある意味認めてもらえないものですから。
ただ、じゃあオリジナルで何を書くかっていうのも悩みどころです。
私の作品って、一般小説というにはＢＬ寄りですし、じゃあＢＬかっていうと、完全なＢＬとも言えない。
ものすごく中途半端なわけです。
どこかに投稿する場合も、ＢＬカテゴリーに入れていいのか、入れないほうがいいのか、まずそこから悩んでしまいます。
友情が少しずつ少しずつ恋愛に変化していく過程が一番好きです。
私が書くと本当に少しずつしか進まないので、最初は明らかにＢＬじゃないです。でも最終的にはＢＬになります。
今回の話のように。
ってか、伸と当麻がここまで来るのに、私いったい何年使ったでしょう？
実際の年数で言えば、十年以上ですし、彼らの中の年数で言っても二年は経ってます。
でも、やっぱりそこまで時間をかけて亀の歩みを進めている彼らの様子を描いていくのが私には一番似合ってるのかもしれません。

ではでは。
卒業まであと少し。健やかに生きていけるよう、彼等を見守ってください。

ＦＡＲＡＤＯＮ　記