櫻花 [後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
いやあ、なんというか、ほのぼのというか。
遼と女の子をくっつけようなどとは私も更々思ってはいないのですが、それでもちょっとくらい女っ気があってもいいかなあ、と今回の話を考えました。
あとは、もっとちゃんとした(?)遼伸話を期待した方々に、聖香ちゃんが嫌われずにすんでいるのかどうかという不安が残っておりますが。
如何なものでしょう。

やはり、自分がそのキャラを好きだと、あまり知らない女の子となどくっついて欲しくないのは当たり前の心境。
ロビンの時は、反対の声は一切あがってきませんでしたから大丈夫だとは思うのですが、いかんせんターゲットが遼ってところが微妙だなあ。
聖香の今後の関わり方は、まだきちんと考えておりません。
とりあえず同じ新聞部ということで、遼とは友人同士となるかなあ。当麻ともクラスメートだし。
でも、それ以上の関係には今のところならないと思いますので、ご安心を(←えっ?)

今回の話は、作品紹介のページにも書いてあるとおり、恋の3部作の第1部となっております。
ひとつひとつは完全に別の作品となっているのですが、テーマが「恋」という(一応ね)ことなので、ひとくくりにしてみました。
なので、ちょっと消化不良な感じの第1部です。(反省)
今までも遼は伸に好きだ発言をしておりますが、今回の話は、それが「恋」という代物だと遼自身が言葉として自覚するというだけの話です。はい。
そして、このエピソードの続編というか、完結(にはならないだろうが)編は、第3部目の作品となりますので、そちらをお待ち下さい。

遼は伸への恋を自覚しますが、伸がちょっと複雑な顔をしていたのは、はっきり言って「娘を嫁に出す父親の心境(爆笑)」が心の90%を占めています。
ずっと子供だ子供だと思っていた少年に、いきなり女の子の影がちらついて戸惑っている。
そんな感じです。
でも、その気持ちは90%。つまりあと残りの10%はきっと当麻にとっては、かなりいや〜な意味を占める感情だったりして(笑)。
いえ、別に伸は八方美人だというわけではありませんが、伸にとっても、遼は特別であることに変わりはないだろうなあ、なんて。
それに、伸って1人を好きだからって、他の人間がみんなジャガイモに見える系の人ではないだろうし。大切っていう意味では、遼も当麻も伸にとっては同じくらい大切な仲間だろうし。
うーん。だんだん収集つかなくなってきたぞ。

あと、この作品に出てくる聖香が遼を連れて行ったお店は実在のお店でございます。
ちょっとだけ脚色はしましたが、本当にああいう感じのお店があったんです。
とある事情で友人に連れて行ってもらったのですが、ちょうど遼と同じように、「へえ〜」の連発で、伸が好きそうだなと私も思いました。で、速攻小説に登場させる私って根っからの小説書きなのでしょうか?

そして、暴露ついでにもう一つ、実は実はこの話は3部作の一番最後に書き上がりました。
その所為で、聖香の出番は2部、3部にはありません。(なんてこったい)
これから、2部、3部を連載していくに当たって、書き直しはたくさん出てくるでしょうから、もしかしたらどっかで名前くらいあがるかも知れませんが、今のところ一切予定無し。ごめんね。

でも、また新たな女の子が次の作品にも出てきます。
なんか、最近女の子づいてるなあ。書くの苦手だっていってるのに、何故に私は墓穴を掘っているのだろう?

ただ、私は個人的にボーイズラブは好きだけど、それだけオンリーの話は書きたくないと思っているのかも知れません。たまに、本気でそれだけーっていうのもいいかもしれませんが、今のところ18禁書く気もありません。
やるとしたら、裏ページ作ってかな。ほんっとうに見つけにくい場所にこっそり貼って(笑)。しかもパスワード制とかにして一部限定なの。(←本気にしないでねっ)

そんなこんなで、ここの作品達は今後もこんな感じで進んでいければ……いければいいのに……当麻っ、あんたいい加減にしなさい!って感じの次作品となります。
乞うご期待。(←おいおいっ)

永い永い時の流れの果てに。
この「恋」、実るといいね。

FARADON 記  

 

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