緋色 [後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
キルクラ目線のレオクラ。つまり「銀の月」第2弾です(笑)。

というか、今回の話は、ひたすらイチャイチャしてる二人を描きたかっただけなので、あまり内容というほど内容はありません。断言。
キルア目線にしたのも、趣味です(笑)。
っていうか、キルア視点で書くのって、なんだか超楽しいのです。
レオクラなのに、キルクラも混じってて、その片恋がちょっと切ない。
今回も、あの二人を見て、チェッて舌打ちするキルが書いてみたくなったのがきっかけですし。
ごめんね、キル。永遠に叶わない片恋で。

今回の舞台は、飛行船。
ちょうどトリックタワーを終えて、次のステージである軍艦島へ向かう場面です。
まだレオリオはクラピカのことを少年だと思っているし、クラピカもまださほどレオリオを意識していない頃。
というか、意識しだした頃?
お互い意識しあっているくせにまだ全然自覚がなくて。その分、自分の気持ちを持て余してる時期です。
そして、それはキルアにとっても同じ。
キルアにとってクラピカって淡い初恋なんじゃないかと、私は思って(妄想して)おります。
キルアが初めて同性の友人として興味を持った相手はゴンです。
同時に、キルアが初めて異性として興味を持った(意識した)相手はクラピカなんじゃないかと(笑)。
もちろんキルアにそんな自覚はまったくなく、もしかしてなんて思うより先に、レオクラを応援する立場に回ってしまっておりますので、今後この3人が三角関係になるなんてことはありえないのですが。
初恋と呼ぶにはあまりにも淡い。淡すぎるくらい淡い恋心。
キルアはクラピカに対して、そんなものを抱いていたのではないか…と。
だから、キルアは本人達がお互いに気づくよりももっと早くから、あの二人が惹かれ合ってることを知っていた。のではないかと。
そんなふうに思ってしまうのです。

ってことで、今回の話も、旧アニメがベースとなっております(笑)。
新アニメはもちろんのこと、原作さえ忘れてください。

この話のクラピカは、レオリオに「なれるといいな…医者に」と言ったクラピカですし、
レオリオは「お前の誇りの後始末、つけてやったぜ」と言ったレオリオです。
ついでに言うと、ゴンも、「嫌なことは決闘してでもやらない。俺、二人とも似てるような気がするんだ(笑)」とレオクラに対して言い切ったゴンです。
※上3つの台詞はすべて、旧アニメオリジナルの台詞であり、私が大好きな言葉です。

キルアは、レオリオと同じように、クラピカに惹かれていたから、二人の気持ちに気付きました。
ゴンはそれとは別の感性で、二人が似た者同士であり、お互いの心がぴったりとはまるパズルのピースであることを見抜いてました。
と、そんなことを妄想しながら、読んでいただけると大変有難いです。
もちろん、声のイメージも旧の方々で。
自分でもしつこいと思いますが、ほんっっっっとうに好きなんです。あのアニメ。
先日、無事(?)新アニメも最終回を迎えましたが、やっぱり最後まで見ても、私は断然旧アニメ派でございました。
新が始まってから、CSでもめっきり再放送をやらなくなってしまって、かなり寂しいです。以前はあんなに繰り返しやってたのに〜゚(゚´Д`゚)゚
ということで、ささやかな布教活動は今後も進めていく予定です。(←おい)

ではでは。
これから貴方の進む道が地獄へ続く道だとしても、それでもずっとずっと手を差し伸べていたいと思います。

FARADON 記  

 

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