螺旋階段[後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
最後、ちょっと期待した人、いますか?(←こらこら)
少し苛めすぎたお詫びに、新年早々良い想いをさせてあげようとしたのですが、ま、結局あんなもんです。とりあえず、ありがとう、遼、秀!(意味不明)。

それにしても、随分と伸も柔軟になってきましたなあ。ホントホント。
あ、そうそう遼伸ファンの方には本当にごめんなさいです。(って言いながら反省してなさっぽいぞ)
でも、久しぶりに当伸を書くのはやはり嬉しいですね。
改めて、自分は当麻と伸のコンビが好きなんだなあと自覚しました。
昔も今も、いろんなアニメや漫画や小説が好きなのですが、見るだけでは飽きたらず、こんなふうに自分で作品を作っていくことがここまで楽しいと思えるようになったのは、ひとえに彼らのおかげなのです。
そういう意味で、彼らの話は私にとって特別です。

そうそう、今回は色々と当麻の心の中を書きたかったので、子供時代なんかや突然過去の天城の時代まで書いてしまったのですが、別にいつも当麻があんなに弱いわけではありません。
伸がいなくなる度、ああなっているわけでもございません。
あれは熱に浮かされた悪夢のような物です。
そうでなければ、いくら当麻だってちゃんと独りで過ごすことくらいは普通にできます。
熱があるとそれだけで、何故か皆、心寂しくなるんですね。
とりあえず、当麻が本当にボロボロの時に、伸に救いに飛び込んできて欲しかったのです。
いつも、何かと不必要に偉そうな当麻でも、ああいう時には幼いガキんちょに戻るんだなあって所を見せたかったっていうのがきっかけかな?今回の話は。
だから子供時代なんかはかなり遊んで書きました。大阪弁しゃべらせるのも楽しかったなあ。
ただ、じゃあ、いつ頃から当麻は大阪弁しゃべらなくなったんだって突っ込みはしないでね。
まあ、考えるに恐らく両親の離婚後くらいに急に無口になったりしてそのまま東京に来た頃には、すっかり周りに合わせる術を身につけたっていうのが正しい気はしますが。でも、その時代まで書くと更に当麻が悲惨な状態になりそうで……。
ごめんね、当麻。いつもいつも苛めてしまって。

そして、前回に引き続き、今回も時代考証は無視してください。
っていうか、ラストに流れてたはずの曲「HappyHappyGreeting」は、そんな昔の曲ではありません。
きっと知ってる人も多いと思いますが、KinKi Kidsの曲です。はははは。
すいません。実はファンです。
二人とも好きですが、どっちかっていうと光一派かな?王子ーー!!
なんか話し出すと脱線しそうなので、多くは語りませんが、よくお正月なんかにKinKiのコンサートとかで光一君の誕生日祝いと一緒にして、歌ってたの聴いて、(あ、TVでですよ。さすがにコンサートは怖くていけない。)いいなあって思ってたんです。
今回の曲選びに関しては、別に絶対この曲じゃないと嫌だとかではなかったのですが、クリスマスと違って、お正月ってあんま曲自体がないんですね。
さすがに、♪もういーくつ寝ると……とか流すわけにはいかないし(爆)。
ということで、色々と大目に見てください。
でも、最後の場面、実際にあの曲を聴きながらだと更に良い感じになることは間違いないです。
良い曲です。

曲からイメージが膨らむっていうのはよくあるパターンですが、この話も曲が決まった時点からはずっと頭の中で光一君と剛君が歌ってくれてました。
寂しいときに聴いて、元気がでる曲って良いものです。
頑張れ当麻。

さてさて、今回は後半当麻と伸ばかりが活躍(?)してしまいましたので、次作品はみんなが平等に(とはいかないだろうが)出てくるような話を書きたいなあと思ってます。
特に遼。なんか思い返すと遼が一番不憫だなあ……と思ってしまいました。
でも、遼の想いが届くことは……あるのだろうか。当麻は本当にこのままでいいと思っているのだろうか。伸は、結局どうしたいのだろうか。
っていう所をすこーし掘り下げてみます。
決着は永遠につかないでしょうが。(なんせ男同士だし(^_^;)何かしら少しははっきりさせないとなあ、色々と、と思う今日この頃です。
でも、基本はあくまでも5人一緒が一番。
当麻もなんだかんだ言って、伸だけじゃなく、秀や征士に思いっきり頼ってるみたいだし。
遼の事も気に入ってるはずだし。
やはりお互いみんながみんなを必要で、みんな一緒に生きていってくれれば、それがベストかなあ。
きっと烈火もそう思ってくれている事でしょう。

だから、みんな、みんな、幸せになってね。

FARADON 記  

 

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