空砲 [後記]
お疲れさまでした。如何でしたでしょうか。
キャプテン翼です。
この、「空砲」は遥か以前、とある同人誌に載せてもらった作品の焼き直しなのですが、もう、その本も何処かへいってしまい、(だいたい何の本に書いたかも忘れてしまいました)手元には、最初に書いた原案のノートが残っているだけという化石のような作品です。
あの頃から、私はもっぱら読み専で、自分の作品等、この世に送り出すことなどまったく考えておらず、たま〜に友人の本にイラストを載せたり、挿し絵を描いてあげたり、アシスタントのようなことをやっておりました。唯一だした小説本(「Breeze」といいます。)も少ししか作らず、結局周りの人間にしかほとんどくばっておりません。
今回、PCを持ち、自分でHPを作るなどという大胆な事を考え、トルーパーから恐る恐るはいってきましたが、皆様の暖かい感想などをたくさんいただくことができ、なんだ私にも書けるじゃないか、と思ったのがつい最近。
私に小説を書くきっかけを与えてくれた、このキャプテン翼の素晴らしい少年達。
あの頃と同じようには思えなくなってきているかも知れませんが(私がもう学生ではなくなり、学生生活と離れた生活をしているという哀しい現実の為)もう一度、彼らを書いてみたくなりました。とりあえず、人物紹介を兼ねたショートストーリーですが、如何でしょうか。
なんというか、人様に見せるつもりで書いていたわけではない分、私の作品はオリジナルキャラがかなりの幅を利かせてしまっているものがほとんどで、まともな東邦メンバーが出てこない物が多すぎて、まず最初に何を載せればいいのか、本当に悩みました。
いきなり、オリジナルはさすがに載せられませんし……
この作品がそういう意味で、一番無難(唯一の作品かも……)だったので、トップバッターになってもらいました。
このあとは、新作、旧作を混ぜ合わせて、私の色に染めていこうと思っております。今後とも、彼らを宜しくお願いします。
FARADON 記