キミの隣[後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
若島津兄弟にとっての、それぞれの大切な居場所の話です。

自分の居るべき場所とか、自分が居ていい場所ってとても大切なものだと思うんです。
此処に居てよって言われたり、一緒に居ようって言われたり、そんな些細なひとことで、なんだかとても安心できるっていうか、嬉しくなるって言うか。
久し振りに実家に帰って、自分がいつも座っていたキッチンの椅子が同じ場所にそのまま残ってて、すごく安心したりとか。
逆になくなってたりすると、やけに淋しかったり。(T_T)

どんな時も人って、ここにいていいんだよって言ってもらいたくて生きてるんだっていうのは、星矢の小説の後書きにも書いたかと思いますが、つまりはそれが人の心の一番深いところにあるんじゃないかなあって。
まあ、現段階の若島津にとっては、そこまで重いテーマにはなってないですけどね。(なんせ奴はまだ12歳)

小次郎に対して、敬語を使ってしまう若島津も、兄と一緒の時はやけに幼い口調になってたりして。
でも、そのどっちもが今の若島津健なんだなあって思っていただけると幸いです。
なんというか、若島津ってある意味、お坊ちゃんだし、案外単純なんじゃないかなあ、と最近は思ってます。
反対に小次郎の方が、奥底では複雑な子だったりして。
猪突猛進で、単純馬鹿って言われそうな小次郎ですが、よくよく考えてみると、色々考えすぎて素直じゃなかったり、感情と反対のことを口走ってたり……なんて。

また、東邦へ行ってからの二人も書いていかなきゃなあと思いつつ、なかなか筆が進まなくてごめんなさい。
まあ、C翼サイトでは東邦サイドの話を書いていらっしゃる方が一番多いので、今更私が……なんて事は申しませんが、どうせ書くなら、私にしか描けない奴らを描かなきゃなんて、気持ちばっかり先走ってます。

三歩進んで二歩下がる。
牛歩の歩みですが、必ず今後の彼等も描いていきますので、どうか見捨てないでやってください。

今後とも、彼らを宜しくお願いします。

FARADON 記   

 

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