天の河越えて[後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
久し振りの正人登場です。
もう、前半なんか、これはトルーパー小説なのか、オリジナルなのかって勢いで正人君出まくりでした。
個人的には倖せだったのですが、皆様はどうだったのでしょうか?

正人はオリジナルキャラですが、私の中ではもう伸や当麻と同じくらい、トルーパーには欠かせない少年となってしまっております。
皆様にとってもそうなのだったら、今後正人が日本に帰ってくる時があったとしても、温かく迎えてくれ……くれ……くれますよねっっっ?
そうであることを祈ります(笑)。

といっても、まだ先の予定は決まっていないのですが。

帰ってきて欲しい方は是非是非、アンケートなどで主張してください。
多いに考慮します。
もちろん反対派も。
私ってば結局は周りの意見に左右される人間なもので。

で、正人が伸の部屋に泊まった晩、きっと向かいの部屋では色々な意味で修羅場が繰り広げられていたのだと思われますが、それを言い出すと、正人の為の小説の方向性が変わってくるので、省略しました。(えっ? 当麻が恐かったからですって? はい、その通りです)
また、機会があれば短編なんかでお披露目できたらと思いますです。

といっても、今回やけに当麻は素直でしたね。(素直っていうのとは微妙に違いますが)
なんだかんだ言って、当麻だって正人のこと好きなんじゃないかああ、なんて当麻に言ったら殴られました(笑)。
まあ、でも当麻が「烈火」に頭が上がらないのは事実のようです。
色々ありましたし、許せないことも多々ありますが、それでも天城は烈火に対し全幅の信頼を寄せ、本気でリーダーとして認めていたんだなあと、今更ながらに思いました。

それぞれがいろんな形で転生をしています。
当麻の記憶バンク。征士の兄。烈火の珠を受け継いだ遼と、心を宿している正人。そして、秀と伸。
みんながみんな、それぞれ違う形で記憶と想いを共有していて、使命を次の時代に繋げていって。
決して切れない複雑に絡み合った糸のように、今後も彼らは続いていきます。

そんな彼らの姿をずっと描き続けていけたらなあと思います。

ではでは。
一年に一度の逢瀬の日。貴方も大切な人に逢えますように。

FARADON 記  

 

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