暁の光 [後記]

お疲れさまです。如何でしたでしょうか。
またまた一ノ瀬君と三杉さんの話でございます。
なんだか当初の予定とずれまくって、気がついたら武蔵関係の作品が一番多くなってしまいました。
何故だろう。

しかも今回の話は、実は井沢君達の南葛サイドの話を書こうと書きかけていた所に横から割り込んだ形で出来てしまった話でございます。(ごめんね井沢君。次は必ず書くから・・・)
まさに思い立ったが吉日。
今までの最短記録を更新した形で完成いたしました。

C翼関係の話はひとつのエピソードを切り取って描くというものが多いため、あまり1話で起承転結のきちんとした小説とはなっておりません。特に事件が起こったり、何かが解決したりもしてません。
長い長い人生の中のほんの数日間の出来事や、何かが変わるきっかけとなった小さな点のみを描いてたりします。
そういう意味では一番「同人誌的」な書き方なのかなあ、これは。と最近思います。

まあ、でも結局はいろんな小説のいろんな楽しみ方をしていただければ幸いなんですけどね。

話は変わりますが、私は王子様より騎士が好きな人間です。
騎士というか、従者というか、王になるべき人のそばに仕えている人が好きなんですね。
自分でも王者になりたいという野心はありませんし。
だから織田信長より森蘭丸だったり、伊達政宗より片倉小十郎だったり、ラインハルトよりキルヒアイスだったり、ヤンよりユリアンだったり、リィよりシェラだったり、、カーク船長よりスポックだったり、雪也より小鉄だったり、みゅうとよりふぁきあだったり・・・・(だんだんマニアックになっていきそうなので自粛)
もちろん、その騎士が仕えるに値する素晴らしい王子であることも絶対条件なので、王子様自身も大好きであることにかわりはありませんが。
で、私の中でやはり一ノ瀬君って騎士のイメージが強いんですね。
表だって上に立ったり、誰かを引っ張っていくタイプじゃないんですが、こうと信じた相手に対しては無条件でつき従う。
自分の目で見たものをとことん信じる。
自分の為にではなく、その自分の信じた相手の為に精一杯の何かをしようとする。それが自分の生き様だと信じてる。
一ノ瀬君にとっての最大の幸福は、三杉さんという信じるに値する人に出会えたこと。
一ノ瀬君が出会ったのが、日向さんだったら、彼はもっと別の人生を歩んだことでしょう。
翼くんだったら、どんな人生になったのかな。
なんて、色々考えますが、やはり一ノ瀬君は三杉さんのそばにいてこその一ノ瀬君。
今、この時の一ノ瀬君がとても好きですね。

そして、騎士といえば、今、私の中での一押しの騎士は「ふぁきあ」です。
これはキッズステーションでやっていた「プリンセスチュチュ」というアニメに出てくる少年なのですが、これがもう、かなり良い!
久々にはまりまくったアニメでした。
自分が仕えるべき王子を守りきることが出来ず、苦悩の日々を過ごす騎士。
心を無くした王子を守るために必死になる姿。
本当はとても優しいくせにわざと突っ張ってみせる不器用な人。
一ノ瀬君とはタイプの違う騎士ではありますが、誰かの為に必死になる姿がちょっとダブって見えたりして・・・(妄想モード全開)
一ノ瀬君の話を書くと、こういった騎士の話をまた見たくなります。
あ〜あ。私も一ノ瀬君のように仕えるべき最高の相手を見つけてみたい。等と最近はわけのわからない妄想を走らせてしまう日々が続いておりますが、なにはともあれ、彼等がいつまでもこの関係を続けて成長していってくれることを願いまして。

今後とも、彼らを宜しくお願いします。

FARADON 記  

 

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