【亜門・朱雀】

汗で張り付いた髪の毛も、潤んだ目も、上気した頬も、
何処をとっても朱雀は最高に綺麗だと、ふと亜門は思った。

手を伸ばし、触れるか触れないかの位置で頬を包む。少し尖った顎のラインをなぞり、指でそっと唇に触れる。
朱雀は微かに笑って、目の前の亜門の指をぱくっとくわえた。
ちらりと覗いた舌がやけに赤い。
すっと指を引き抜き、亜門はそのまま朱雀の首の後ろを抱え込んで深く口づけた。

 

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