-*-トルーパー設定資料-*-

当サイトで取り扱っているのは、懐かしのアニメ「鎧伝サムライトルーパー」の小説です。
しかしながら、当サイトでは、原作の設定に加え、オリジナルの前世設定をさせていただいています。
つまりは、このアニメを知らない人でも楽しめる、知っていれば2度美味しいという小説達なのです。
主人公は5人の少年達。
邪悪なる物(人の心に住む闇・妖邪)と戦うため、それぞれの故郷を出て、新宿に集結します。
仁・義・礼・智・信の珠の導きの元、火(烈火)・土(金剛)・光(光輪)・空(天空)・水(水滸)の鎧をまとい、妖邪界の帝王、阿羅醐と対決します。
これは、一千年も昔から続けられていた、人対妖邪の戦いです。
この長い長い戦いの間、彼等は繰り返し繰り返し転生をして戦い続けています。
どうか、この「転生を繰り返す人生」という意味を踏まえて、小説本編へお進み下さい。

 

登場人物

▼前々世▼

やなぎ

ゆづる

くれない

しずく

いつき

▼前世▼

れっか
烈火

こうぎょく
鋼玉

やこう
夜光

あまぎ
天城

みずなぎ
水凪

▼現代▼

さなだ りょう
真田 遼 

しゅうれいふぁん
秀 麗黄 

だて せいじ
伊達 征士 

はしば とうま
羽柴 当麻 

もうり しん
毛利 伸 

 

■現代■(5人でナスティの柳生邸で共同生活をしています。高校生です)

真田 遼 烈火の戦士・仁の珠を持つ少年。<烈火><柳>
8月15日生まれ。山梨出身。白炎という白虎を飼っている。(白炎の方が主人という話も・・・)
5人の中の中心的存在(原作アニメでは主人公)なのだが、いかんせん泣き虫の上にすぐ自己嫌悪に陥り、なかなか浮上してこない。基本的に守ってあげたい少年です。
但し、彼自身は普通の男の子なので、好きな人を護りたいという想いはたくさんあります。(あえて好きな人が誰かは言いませんが・・・そんなの解ってるって?)
自分の感情に素直で、純粋。人の目をまっすぐに見て話ができる貴重な人。
将来は写真家を目指してます。(父にもらったカメラが宝物)
遼の前世に関しては、一応烈火の名前を挙げてますが、これは本当ではありません。
秀 麗黄 金剛の戦士・義の珠を持つ少年。<鋼玉><禅>
9月1日生まれ。横浜出身。
5人の中では私が一番安心して見ていられる少年です。
おおらかな性格と、明るい気質でいつもみんなを楽な気持ちにさせてくれる、頼りになるお兄ちゃんです。困ったときの秀頼みってやつ。
話の中心にいる事は少ないかもしれませんが、いろいろなところで、さりげなく良い位置で皆をフォローしてくれます。伸の次に料理を任せて安心な人(笑)。
伊達 征士 光輪の戦士・礼の珠を持つ少年。<夜光><紅>
6月9日生まれ。仙台出身。
彼の出生に関してはもう完全なオリジナルで創っております。
まず、征士には双子の兄がいました。というか母親のおなかの中にいた時は双子だったのですが、兄は死産でした。実は本当の光輪の戦士、つまり夜光の転生した人物は征士ではなく、兄のほうでした。兄は自分が死ぬと感じたとき、征士の心の中に入り込み、光輪の意志と礼の珠を代わりに受け継がせたのです。それ以来、征士の心の中には兄(夜光)の心が共に共存しております。時たま征士が眠っている時、征士の体を借りて、夜光として当麻と話をしたりします。
羽柴 当麻 天空の戦士・智の珠を持つ少年。<天城><雫>
10月10日生まれ。大阪出身。IQ250の天才少年(爆笑)。
私の作品の中で彼ほど悩み苦しむ少年はいないでしょう。時々可哀想にもなりますが、彼がいないと私のストーリーは成り立ちません。そういう意味では一番重要なキャラクターです。
彼は、一番輪廻というものを心で実感している少年です。智将の役目の為、彼は今までのすべての前世を覚えております。戦いの目的や自分たちの使命を忘れない為なのですが、いかんせん10代の少年にその記憶は重すぎます。伸のそばにいる時、当麻は一番安らいでいます。
もう隠す気もありませんが、どうしようもない程、伸に惚れております。
毛利 伸 水滸の戦士・信の珠を持つ少年。<水凪><斎>
3月14日生まれ。山口出身。萩の海のそばで育つ。
はっきり言って一番私が大好きな少年は彼です。彼に幸せになって欲しくて、書き始めたはずなのに、どこでどう間違ったのか、ずいぶん悲しい想いをさせてしまっております。
当麻に言わせると、伸は生意気で、口うるさくて、世話好きで、神経質で、嫌みで、それでいて一番寂しがりやだそうです。遼に言わせると、とてもとても優しくて、その優しさ故に不安になってしまうそうです。また、伸の作る料理はとても美味しいとの評判です。
誰よりも貴方が幸せになるように、当麻と一緒に祈ってます。
木村 正人 完全な私のオリジナルキャラです。
伸の幼なじみなのですが、かなりいろんな場所?に出てくるので、紹介しておきます。
彼にも、ずいぶん心苦しい想いをさせてしまったようです。彼は頭の中で勝手に動き出し、ストーリーを代わりに創ってくれるのですが、おかげで私もびっくりするような設定ができあがってしまいました。
はじめは、そんなつもりは全然なかったのに・・・
伸が新宿に集結する際に、命を落としますが、「銀河旋律」で見事復活してくれました。愛は強し。
今後も宜しくお願いします。

 

 ■前世■(戦いの最中に烈火が先頭切って亡くなります)

烈火(れっか) 烈火の戦士。<真田 遼><柳>
5人の中のリーダー。年で言うと鋼玉の方が年上なのだが、決断力、行動力等、皆が烈火を信頼している。剣の腕もかなりのもの。誰も烈火をうち負かすことが出来ない程。でも、烈火はその事を誇りになど思っていませんでした。戦いという現実を真っ正面から見つめようと、必死に生きていた哀しい人です。伸の心の中に永遠に生き続ける、懐かしい彼の人。
戦いの中、19歳の短い生涯を閉じる。水凪をとてもとても可愛がっていました。
鋼玉(こうぎょく) 金剛の戦士。<秀 麗黄><禅>
皆の中では一番年上だが、特に率先して行動を起こしはしない。まあオブザーバー的な存在。
金剛の戦士は、秀もそうなのですが、かなり野生の勘が働く人です。
頭で考えるのではない分、逆に烈火の心の闇を感じ取ったりもできる貴重な人。
なんだか解らないけど、気になる。そんな時は自分の勘を信じて突っ走ります。
いざという時、身をもって皆を護ってくれる力強い人。
夜光(やこう) 光輪の戦士。<伊達 征士><紅>
烈火と同い年。故によく二人でつるんでいる事が多いです。あだ名は“コウ”。
ある武家屋敷の姫様と恋仲(?) になるが、想いはかなわず、手も握らないままの悲しい別れがまっていました。でも、夜光は彼女といつか再び、出逢える時を信じています。
今は、征士の心の中に共存していて、当麻(天城)を可愛がっています。時々征士が当麻に対して年上のような態度をとる時は、夜光が出てきている証拠です。
天城(あまぎ) 天空の戦士。<羽柴 当麻><雫>
烈火が逝ってしまった時、まだ15歳でしたが、すでに皆の参謀的存在。機転が利き、頭の回転も速い。だがしかし、まだ子供なので、一見するとただのませガキって奴かも?
皆の中では、一番最後に仲間に加わったが、結構夜光にはなついていました。夜光の前では、彼もただの子供に帰るようです。
水凪(みずなぎ) 水滸の戦士。<毛利 伸><斎>
5人の中で一番幼い少年です。まだ赤ん坊だった頃、烈火に拾われて以来、とてもとても烈火を信頼しています。水凪にとって烈火は父であり兄であり、なにものにも代え難い存在でした。故に烈火が亡くなった後は、かなり悲惨な状態になってしまいました。
この子がとても辛い生き方をしてしまった分まで、当麻は伸に幸せになって欲しいと願ってます。

 

■前々世■(一番年長の雫を中心に集結。戦いの最中ほとんど同時期に全員亡くなってます)

(やなぎ) 烈火の戦士。<真田 遼><烈火>
心熱く、一本気な少年。
届かないことを解っていながら、それでも彼はずっと斎の事を慕っていました。彼女が幸せに笑っていてくれるなら、と、それだけを願って散ってしまいます。
桜の舞い散る中の、柳と斎の最期の別れの場面が、この時代の彼らの中で私が最初に思いついた場面です。
(ゆづる) 金剛の戦士。<秀 麗黄><鋼玉>
若さ故の無鉄砲を地でいくような少年。思いこんだら命がけなので、見ていて多少はらはらしてしまうが、持ち前の明るさと単純さは紅にとって何よりの救いでした。
幼い頃、おじいさんに育てられ、薬草の知識が豊富です。
好きなものを好きと言える。他人が何と言おうが、自分が信じたものはとことんまで信じる。素敵な少年です。
(くれない) 光輪の戦士。<伊達 征士><夜光>
髪の毛に一筋の赤い毛が混じっていた事から紅と名付けられましたが、その髪と人目を引く容貌の所為で、かなり悲惨な幼年時代を送ってました。大人も子供も皆、紅の敵でしかなかったのですが、禅に出会い、初めて自分を異端児扱いしない仲間ができました。
禅に出逢わなければ、彼は戦士としての目覚めもなかったかも・・・
(しずく) 天空の戦士。<羽柴 当麻><天城>
5人の中で一番年上。斎とは本当の兄妹。
思慮深く、思いやりがあり、斎の気持ちも柳の気持ちも解るが故に、自分の想いを押し殺してしまうところがありました。斎の事は目に入れても痛くないほど溺愛してます。
雫の最期の行動は、その後、当麻の重い重い枷になりますが、そんな罪など関係ない程、雫は斎のことが大事だったのです。
(いつき) 水滸の戦士。<毛利 伸><水凪>
唯一の女の子。聖なる巫女。
戦いに参加するというより、不思議な力(癒しの手)で傷を治すことができるので、もっぱら治療専門。
平和を願う心優しき少女です。実の兄である雫のことを慕っていますが、その想いが叶わない事は彼女が一番解っていました。
ごめんなさい、あんな最期にしてしまって。